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名料理人が語る「完熟みそ」TOP-NOTCH CHEF

六甲味噌製造所が毎年10月に販売する「完熟みそ」は、3月ぐらいまで売られる限定商品だ。兵庫県産の素材(蛇紋岩米・県産大豆サチユタカ・赤穂塩)を用い、酒精(アルコール)を添加せずに造っているので実にピュア。風味もまろやかで豊かなコクと香りを持っている。その出来映えの高さから多くのプロ(料理人)から高く評価された味噌である。このコーナーでは、そんなプロ達に「完熟みそ」の良さを検証してもらいながら、それに適した料理を披露してもらう事に。第三回目となる今回は、大阪・野田阪神にある「日本料理竹之内」の店主・竹之内孝男さんが担当。竹之内さんには、品切れ間近かな3月の「完熟みそ」を手渡し、それに合った料理を作ってもらった。3月というと、「完熟みそ」の熟成度も進んでおり、かなり深い味わいになっている。その味噌の特性をいかして竹之内さんは、いかなる料理に使ってくれたのであろうか。そのレシピと共に味噌の使い方を公開しよう。

日本料理竹之内 竹之内孝男シェフ プロフィール

〈日本料理竹之内 竹之内孝男 プロフィール〉 PROFILE

竹之内孝男さんは、鹿児島県の出身。実家は農家で牛を飼って焼酎用のサツマイモなどを栽培していたそう。サツマイモが日常としてのおやつになっていたくらい、産物には親しんで育った。高校を卒業して大阪に出て来て和食の料理人の道を歩んだ。かつて中津(大阪)にあって人気割烹「蓮」で修業をし、頭角を現して「蓮」の料理長として板場を任されるにまでなっている。その後、十津川村の温泉旅館「神湯荘」の主人・深瀬雅志さんに見込まれて、大阪でのアンテナショップ(料理店)「神湯亭」を任された。同店では、上場の温泉水を駆使した料理を開発して「神湯亭」を人気割烹にまでに押し上げた。2008年に独立し、野田阪神で「日本料理竹之内」を開業。「日本料理竹之内」は、親しみ易い割烹仕様で、旬の食材をメインに色んな調理法で和食を提供。オーソドックスな献立の中にもキラリと光る竹之内さんの技が窺えるものが多い。カウンター主体の割烹だが、店奥の個室の壁には一面に有名人のサインが直に描かれている。その中には五代目桂春団治や相撲の王朋鵬のサインも見られる。本業とは別に10年ぐらい前から竹之内さんは、大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校(北堀江)で講師も務めており、料理人の卵育成にも尽力している。

竹之内孝男シェフがつくる完熟みそレシピ 

お世辞抜きで、旨い味噌に出合った!SELECTED MATERIALS

「日本料理竹之内」を訪れたのが今年(2025年)の3月半ば。前年秋(10月)に売り出した「完熟みそ」が数少なくなった頃にそれを置き土産のように店に預けてその味わいを検証してもらおうと図った。竹之内孝男さんは、黒門市場で味噌を求めるケースが多く、自身が九州出身ながらも大阪の味噌の味に親しんでいる。九州では麦味噌が一般的で、大豆に麦麹を加えた、いわゆる田舎味噌をよく用いる。それに対して関西は米味噌で、大豆に米糀を加えて造るのが一般的だ。竹之内さんは鹿児島出身ながらも大阪で料理の修業をし、関西の割烹文化にどっぷりと浸っているからこそ、関西の味噌を好むようになっているのだろう。
竹之内さんに手渡した「完熟みそ」は、十割糀ならではのまろやかな風味を有し、豊かなコクと香りが特徴。これまでに数多くの味噌を味見して来た熟練料理人にとっても「完熟みそ」の味は衝撃的で、「味噌が旨すぎて明らかに他の味噌とは違う」と思ったそうだ。竹之内さんは、「殊、コクを取ってもかなり差別化できており、大豆の香りもして味わい深い」と評していた。関西らしい甘めの味噌も気に入った点で、「何に使ってもうまく調味できる」との感想を述べている。
3月に渡したからだろう、かなり発酵も進んでいて味噌自体が深い味わいに。色々と試作を行った結果、シンプルな料理に使うのがいいと判断したようだ。なので竹之内さんがレシピを作って来たのが豚汁。色んな具材を入れて煮込み、「完熟みそ」で仕上げる_、そんな手法薦めてくれている。本来は、十津川村譲りの猪肉でボタン鍋を作ってもいいと考えたそうだが、丁度その時季に竹之内さんの眼鏡に適う猪肉が手に入らず、あったとしても脂部分の少ないものがばかりだったという。ならば豚汁でもいいかと思い直し、具沢山の仕様にしてスープを味わう椀物(汁物)にした。
それともう一つは、シンプルな田楽を。「完熟みそ」と練りゴマ、砂糖、だしを混ぜ合わせて味噌ダレを作り、それを里芋に掛けて一品に仕上げている。「竹之内」では、店で田楽をあまり出していないらしく、「こんないい味噌が手に入るのなら、自店でもメニュー化しようかな」と思っているようだ。「普通、この手の色の味噌は辛口が多く、田楽に使いづらいのですが、袋を開けて舐めたら、その時点で甘くて旨かったので、これは田楽向きだと思いましたね」と話していた。「聞けば塩分は10%と控え目で、一般的な赤味噌が11%といわれているので、その1%の差がこれだけ味噌に違いとして出て来るのだと感心しました」とも。竹之内さんは、「完熟みそ」を主に味噌ダレを作り、色んな使い方をしたいと考えているようで、その一つがステック野菜に漬けて味わう事だと、シンプルな味わい方も教えてくれたのである。
里芋の田楽についても仕上げの色から茹でたものに掛けていたが、色合いを別にすれば、茹でた里芋に片栗粉をまぶし、素揚げしたものの方がより美味しいという。そこに甘めの味噌ダレが掛かってかなり一級の里芋田楽が完成するそうだ。

「竹之内」の豚汁

「竹之内」の豚汁

味噌汁と題されるだけに味噌の良し悪しがその味を左右する。この豚汁には、豚肉はもとよりサツマイモ・小芋・ゴボウ・コンニャク・薄揚げ・大根・ニンジンと具材を沢山入れて、各々からだしが出て旨くなるように設計した。竹之内さん自身は、どちらかというと、薄味嗜好で「だしが薄くても具から味が出るから大丈夫だ」と説明する。ポイントは、サツマイモが崩れるくらい煮込む事。竹之内さんは、子供の頃からサツマイモを食べ過ぎたので嫌いになったらしい(笑)が、小芋ではそこまでパンチ力がないとあえてサツマイモを用いた。「その方がまろやかな味になるし、スープの角を取るのにも一役買ってくれる」と説明していた。
一般的には沸いただしに具材を入れて煮るのだが、竹之内流は水から具材を煮る手法を薦める。「鍋料理は具を美味しく食すために沸いただしに材料を入れます。ところがスープを美味しく味わいたいなら冷たいだしで具材を煮る方がいい。その方が野菜からだしが出てスープ自体が旨くなるんですよ」。まず昆布と鰹節でだしを摂って一旦それを冷やしてから用いる_、そんな一手間が料理屋ならではの味噌汁の作り方なのだとか。

「竹之内」の里芋の田楽〈完熟みそ味噌ダレ〉

「竹之内」の里芋の田楽〈完熟みそ味噌ダレ〉

本来、田楽用に里芋を炊く際は、とぎ汁を用いて柔らかくするのが王道。コトコトと、30~40分煮て竹串がうまく刺さる状態まで仕上げる。それを水で晒してだしを沸かし、冷めた里芋を入れて10分間弱火で含め煮にする。ところが今回は、あえてだしの中で30~40分直焚きにする事で里芋を仕上げている。「浸透圧の関係で砂糖を用いる方が割れにくくなるんです。だからだしに砂糖を入れて作っているんですよ」と教えてくれた。野菜は水を吸収すると割れ易くなる。それを砂糖を入れる事で防いでいるのだという。上がりに醤油を加えるのは風味づけ。醤油を垂らしたら火を止めて里芋を一旦冷ます方がいいようだ。「煮物は、熱いうちに出してもうまくはない。一旦冷ます事で味が乗る」と竹之内さんは指摘していた。
それに対して魚の煮付は、煮て味が付いたら冷ましておき、注文が通ったら火を入れて味を調える。だから“煮付け”というのだと教えてくれた。多くの店では、段取りの都合から煮ておき、そのまま出しているケースが多い。これでは何の値うちもないという。蛇足ながらそんな事まで教えてくれたのである。
今回の田楽の味噌ダレは、少し甘めに仕上げたようだ。当初砂糖を25gで作ったらしいが、それだと辛めになったので30gにしたようだ。「旨くない味噌は辛めにして芋を食べさせる。コレは旨い味噌を味わって欲しいから甘めにしてたっぷり掛けてもらう。そんな設計にしてレシピを書き上げました」と竹之内さん。みりんや酒を入れなかったのも使い切る量だけを作って味わって欲しいからだとか。
(文/フードジャーナリスト・曽我和弘)

六甲みその完熟みそとは

〈「完熟みそ」とは…〉KANJUKUMISO

六甲味噌製造所が醸造する人気の米赤味噌。昭和57年(1982)に産地が特定できる安心素材を用いて造ろうと始まったのがきっかけ。
その後、平成21年(2009)からは、地産地消を謳って兵庫県産品で造るようになった。但馬地方の蛇紋岩米と、兵庫県産大豆・サチユタカ、赤穂の塩を用いて天然醸造している。
豊かな香りとコクがある米赤味噌で、まろやかな風味を有している。令和3年(2021)からは、アルコール無添加にし、袋内で熟成が進む味噌に。
味噌が生きているために味噌らしい香りや味がさらに良くなった。素材の栽培量が限られているので年に一回の醸造。10月より4月頃までの限定販売品である。

名料理人が語る完熟みそレシピRECIPE

「竹之内」の豚汁の作り方

「竹之内」の豚汁


〈「竹之内」の豚汁 材料:4人分〉

豚肉(こま切れ)   300g
サツマイモ     1/5本
小芋        2個
ゴボウ       1本
コンニャク     半丁
大根        1/10本
にんじん      1/4本
薄揚げ       1枚

完熟みそ            50g
だし(昆布と鰹の合わせだし)   800ml
一味              適量
刻みねぎ            適量
 
〈「竹之内」の豚汁作り方〉
① サツマイモと小芋、大根、にんじんは皮をむいていちょう切りに、ゴボウはスライスにする。コンニャクと薄揚げは千切りにする。
② 刻んだ具材(野菜・コンニャク・薄揚げ)をだしに入れて30~40分煮る。
③ 豚肉を入れて煮る。
④ 豚肉に火が通ったら、完熟みそを溶かして入れる。
⑤ 椀に4)を入れて刻みねぎを加えて、一味を振る。〔ポイント〕
スープを美味しくしたいので、だしは沸かさず、冷たいうちに野菜類を加えて煮込むのがオススメ。野菜をだしに入れたら結構長めに煮てください。アクが出たら初めはこまめに取りましょう。初めの方だけ取れば後は取らなくても大丈夫です。

「竹之内」の里芋田楽 完熟みそ味噌ダレの作り方

「竹之内」の里芋田楽〈完熟みそ味噌ダレ〉


〈完熟みそ味噌ダレ 材料〉
完熟みそ   100g
練りゴマ   30g
砂糖     30g
だし     50ml
里芋    1個(130g)(1人分)
柚子皮   適量

〈だし 材料〉
だし(昆布と鰹の合わせだし)   8杯
酒             5杯
みりん           2杯
砂糖            少々
塩             少々
※1杯が72mlで計算

醤油   適量

<「竹之内」の里芋田楽 完熟みそ味噌ダレ 作り方>
① 里芋は皮をむいて1/4に切る。柚子皮は刻んでおく。
② 味噌ダレを合わせておく。
③ 鍋にだしを合わせ、1)の里芋を入れて30~40分程煮る。(竹串を刺して通ればOK)。
④ 仕上げに醤油を1/10量ぐらい加えて風味づけをし、火を止める。里芋を器に取って一旦冷ましておく。
⑤ 里芋に②の味噌ダレを掛け、刻んだ柚子皮を載せれば出来上がり。

<里芋の素揚げバージョンの作り方>
①~④までは作り方は同じ。
⑤ ④の煮た里芋に片栗粉(分量外)をまぶし、180℃の油(分量外)で素揚げする。
⑥ 揚げた里芋を器に取って一旦冷まし、②の味噌ダレを掛け、刻んだ柚子皮を載せる。

〔ポイント〕
煮た里芋を一旦器に移して冷ましてから味噌ダレを掛けて出す事。冷ます事によって味が乗ります。今回は味噌ダレを8人分で作っています。里芋は1人分の材料なので誤解なきように。だしに関して「竹之内」で作る時の目安の分量を表記しました。それだと量が多いので、家庭で作る時は、だし8:酒5:みりん2(砂糖と塩は適量)の割合で作ってください。

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